新興住宅地、既存の住宅地どちらを選ぶ?

2013-11-30

■家づくりはまず、土地を選ぶことから

家を建てる際、大抵の人はまず土地を探すことから始めるはずです。自分たちの通勤手段や子供の有無(または子供を持ちたいかどうか)、好みによって選ぶ土地も変わってくることと思います。その際、おおまかな選択肢となるのが、新興住宅地と既存の住宅地の二つです。両方のメリット、デメリットについて考えてみたいと思います。

■新興住宅地のメリット・デメリット

新興住宅地の一番のメリットは、20代~30代の若い世代が集まることです。所得も大体似通った層が集まります。それによって自然と仲間もできますし、みんな同時期に住み始めるわけですから、フラットな人間関係が築けるでしょう。

子供がいる、またはこれから作る予定のご夫婦でしたら、住宅地内にクラスの友達がいるという状況も普通にあり得ます。子供の遊び相手に不自由することがなく、近場で遊べることで交通事故や連れ去りなどの危険を少なくすることもできます。

また、新興住宅地は景観が統一されていることが多く、整った印象があります。道路も整然と作られているため、見通しがよく安全です。近くに公園があって、遊んだり、散歩に利用できるのも魅力の一つと言えるでしょう。

一方デメリットは、一般的に新興住宅地は、電車や地下鉄の駅など公共交通機関から遠い点が挙げられます。学校やスーパーなどは近くにある場合が多いのですが、電車で通勤したい方には向かないかもしれません。

また、将来子供が高校・大学に通うようになったとき、通学手段はどうするのか、今から考えておいた方がよいでしょう。駅から遠い物件に住んで、高校時代は毎日駅まで送り迎えをしているという人も少なくありません。

■既存の住宅地のメリット・デメリット

既存の住宅地のメリットは駅に近いなど交通の便がよいことです。図書館や公民館などの公共施設も近くて、公共サービスを受けやすい環境にあります。

また、長年住んでいる人が大多数なので、町内会の組織がしっかり出来上がっていて、協力体制ができているので、住みやすいという利点もあります。

自分たちより上の年代の人が多いので、子供を孫のようにかわいがってくれるという話も聞きます。もし、自分たちが幼いころから住んでいた土地ならば、知り合いも多く、いろいろと心強いのではないでしょうか。

デメリットとしては、その土地の中で新参者となるため、気を使わなければならないことが挙げられます。年長者との付き合いが苦手と感じる人は、ストレスになるかもしれません。しかし、一般的な常識を持って対応すれば馴染むことができるはずです。

また、既存の住宅地で気に入ったところがあっても、建てられる土地がない、もしくは少ない場合が多いでしょう。 しかし、古い住宅街なら、売り土地や売り家がポツポツと出てくるものです。じっくり待てるのならば、希望の住宅地に家を建てることも可能です。

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