12.まとめ!費用と期間はどのくらい?

2017-11-08

ここでご紹介した通り、その気になれば自分の力だけで部屋を防音ルームにすることは可能です。
当然ながらある程度の費用や期間はかかってしまいますが、専門業者に依頼して完全防音にすることと比較すれば、かなりローコストですし、手軽に防音ルームを作り上げることができます。
専門業者はそれだけのノウハウの開発などに時間を費やしているので当然のことです。少し変な例えかもしれませんが、バイアグラと、ジェネリック医薬品の価格差のようなものです。

筆者の実体験をベースに、DIYによる防音ルームの作り方をご紹介してきましたが、かなり長くなってしまいました。
そこで、ここでは費用や期間などについてまとめてみたいと思います。あなたのDIY計画の参考にしてみてください。


■どのくらいの費用がかかった?

まずは費用の点です。それぞれの材料費について具体的に考えてみましょう。
もっとも大きかったのはやはり石膏ボードでしょう。筆者は10mm厚のものを100枚ほど購入しました。ホームセンターで1枚あたり200円ほどでしたので、合計すると約20000円でした。
そして、もっとも高かったのが吸音材です。ウレタンの吸音ボードが1枚1000円ほどで40枚ほど必要ですのでこれだけで約40000円です。続いてロックウールは合計で10000円ほど、猫の爪とぎで5000円程度でした。つまり、吸音材だけで55000円ほどかかっています。

続いて、床の吸音に使ったカーペットが4000円、スポンジタイルが6000円ほどで合計10000円でした。
毛布などについては家にあったものを使用しましたので、コストはかかっていません。

消耗品としては、接着剤や両面テープなどは極力安いものをチョイスしましたのですべて合計しても5000円程度でしょう。

工具に関しては、特殊なものはほとんど使用していません。唯一購入したハンドタッカーも3000円程度でした。

ここまでを合計すると98000円です。かなりお金をつかったようなイメージでしたが終わってみると、10万円もかかっていないのです。
一般的な業者に依頼した場合、数百万円以上は覚悟しなければなりませんので、かなりのコストカットができたと言えるでしょう。

期間については、基本的な防音については石膏ボード貼りで3日程度、天井や床の防音、その他の細かい作業でおそらく3日程度は費やしていますので、合計すると1週間程度です。

もっとも時間がかかったのはやはり吸音に関してです。さまざまな試行錯誤を繰り返してようやく完成したこともあり、ここだけで2~3ヶ月は使ったでしょう。そこまでこだわらなければ、これも数日で終えることができるでしょう。

つまり、ゆっくり作業をしたとしても1ヶ月もあれば十分に防音ルームを作ることができるはずです。


■手間はかかったものの満足度はやっぱり高い!

決して楽な作業ばかりではありませんでしたし、何度も頭を悩ませることになってしまいましたが、いざ完成してみると満足度はかなり高いです。
結局のところ、お金をかけることができるのであれば、専門業者に依頼した方が楽ですし、仕上がりも綺麗でしょう。しかし、今回自分自身で施工したことによって、大きな満足を得ることができたのは事実です。

また同じ作業をやれ、と言われたら、正直お断りするかもしれませんが、今回自分で防音に挑戦したことに関してはまったく後悔していません。それどころか、あえて自分でやってみて本当に良かったと思っています。


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