身近なもので防音してみよう

2017-02-20

最近ではホームセンターやネット通販などで防音パネルや吸音パネルなどを気軽に購入できるようになっています。これらを使用するのがもっとも手っ取り早い方法ではありますが、簡易的な防音であれば身近なものがかなりの効果を発揮してくれることがあります。

ここでは、実際に筆者が試してみた身近なものでの防音についてお話してみたいと思います。
とにかく低コストで気軽に防音をしてみたい!という方は試してみてはいかがでしょうか?


■毛布には防音効果がある?

音楽スタジオを利用したことのある方であれば、スタジオの壁などに毛布が貼り付けられているのを見たことはありませんか?
実は毛布にも防音効果があるのです。とくに厚手で重量のあるものの場合、壁全体に貼り付けることによってかなりの防音効果を期待できます。

ただ、毛布を壁に貼るとなれば、かなりの重量がありますので押しピンなどではとても固定できません。
そこで活躍してくれるのが両面テープなどで固定するフックです。最近では一つで数百グラムから1kg程度までの負荷に耐えられるものも登場しています。これらをいくつか仕様すれば、厚手の重量のある毛布であっても簡単に壁に固定できるでしょう。

この毛布の効果ですが、筆者が試してみたところかなりの効果があります。また、毛足の長い物であれば吸音効果もありますので、外に漏れてしまう低音をややカットしてくれます。

もちろん、一般的な防音室ほどの効果はありませんので、毛布を貼っただけで深夜でも大音量を出せるわけではありません。しかし、ちょっとした音漏れを防いだり、外の騒音を防ぐという用途であれば十分なものでしょう。


■家具の配置を変えるだけでも防音効果がある?

実はもっと簡単な防音方法もあります。その一つが家具の配置を変える、というものです。特にタンスや本棚などの大型家具を、外に面した位置に移動するだけでも、低音を中心に外に漏れてしまうことを防げるのです。
また、家具の配置を変えれば当然室内の音の響き方が変化しますので、当然外に漏れる音の大きさにも変化があります。部屋を本格的にいじることができない、という方は一度家具の配置を変えてチェックしてみましょう。意外と大きな防音効果を発揮してくれるかもしれません。

また、スピーカーの向きなどを変えることによって防音効果を高めることも可能です。外に面した壁に直接音が飛ばないようにするだけでなく、音の反響なども考えることによって、防音効果を期待できます。また、スピーカーの真正面に吸音してくれる毛布や段ボールなどを置くことによって音が響くことを防げるケースもあるようです。

このように、ちょっとしたことでも音の漏れ方、響き方は変化します。本格的な防音をはじめる前に、家具の配置やスピーカーの向きなどを変えてみましょう。こうして変化を知ることによって、家の音響特性や音の漏れ方などもある程度把握することができるでしょう。これらを知ることができれば本格的に防音をする際にも、効率的な施工ができることでしょう。

身近なものでもある程度の防音は可能です。もちろん、音楽スタジオなどのように完全防音にすることはできませんが、意外と高い効果を発揮してくれることもありますので、試してみる価値はあるでしょう。


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