本格的な防音ルームを作ろう!

2017-03-16

簡易的な方法であっても、ある程度の防音効果を発揮してくれますが、それでも不十分だと感じるのであれば、やはり完全防音が必要となるでしょう。
特に、趣味で楽器演奏などを楽しんでいる方の場合、簡易的な防音では不十分です。そこで、完全防音に挑戦してみましょう。

完全防音と言うと、素人では不可能なのでは?と考えてしまう方が多いかもしれません。しかし、実際に挑戦してみるとそれほど難しいことではありません。
実際に筆者は、DIYで防音化することによって室内で生ドラムを叩いても、大型のギターアンプのボリュームをかなり上げてギターを弾いても、ほとんど音が外に漏れることはありません。
素人による施工であっても、これほどの防音ルームを作れるのです。そこで、ここでは具体的な方法をご紹介しましょう。


■防音に適した部屋を選ぼう

一軒家でいくつかの部屋がある場合、まずはもっとも防音に適した部屋を選ぶことからスタートしましょう。防音ルームを作る際にもっとも理想的な部屋は、周囲が別の部屋に囲まれているような部屋です。一般的な民家の場合、すべての部屋に窓を確保するために、どこかの壁が外に面しているケースがほとんどです。なので、完全に周囲を別の部屋などで囲まれている部屋はなかなかないでしょう。そこで、せめて両サイドを部屋に囲まれているところをチョイスすべきでしょう。
また、外に面している部分も、できるだけ他の民家などがない方向をチョイスしましょう。


■壁の厚みをプラスする

防音をする際に最初に考えることは、壁の厚みをプラスすることです。当たり前のことですが、壁の厚みがあればそれだけ防音効果は高くなります。現代の一般的な住宅の壁は、10~15㎜程度の石膏ボードと断熱材などによって構成されています。断熱材の層に関しては増やしてもそれほど防音効果はありませんので、石膏ボードの層を増やすことを考えましょう。

石膏ボードは複数のものを重ねて仕様可能です。映画館や音楽スタジオなどでは実際に石膏ボードを複数枚重ねることによって壁を厚くし、防音効果を高めています。これはもちろん民家に防音ルームを作る際にも応用可能です。

簡易防音であれば部屋の壁の上から10~15mm程度の石膏ボードを貼り付けるだけでもかなり高い効果を発揮してくれます。楽器演奏でもピアノ程度であればこれでも十分な防音効果があるでしょう。
しかし、今回目指すのは完全防音ですので、さらにボードを重ねて行きます。

最終的に筆者の場合は、外に面した部分には10mmの石膏ボードを3重に、それ以外の部分には2重に重ねて貼り付けました。

石膏ボードは見た目の割に意外と柔らかく、加工しやすいので素人でもコツをつかめば簡単にカットできます。また、貼り付ける際にもタッカーなどを使用することによって簡単に施工可能です。
ただ、割れやすい素材ですのであまり自信がない方は、予備を含めて少し多めにボードを購入しておくと良いでしょう。実際に筆者もかなりの枚数の石膏ボードをムダにしてしまいました。
価格としては一般的な800mm×1200mmのボードで200~400円程度ですので少しムダが出てしまってもコスト的には大きな損失はありませんので、安心して大胆に作業をしましょう。

こうして壁に厚みをつけることによって、かなり高い防音効果を発揮してくれるでしょう。


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