防音効果はあっても…

2017-06-15

3日間の連休をつかってようやく石膏ボードの貼り付けを終えることはできました。ここまで終えると防音効果はかなり高いものとなります。部屋の中にいると、外の音はほとんど聞こえなくなりますので、ほぼ防音は完成したと言っても良いでしょう。
少し大きな音で音楽を聞く程度であれば、この時点でほとんど問題ありません。

しかし、実際にここで音を出すなどのテストをしているとさまざまな問題に気付くことになりました。


■予想外に反響が凄い!

まず、室内でちょっと音を鳴らしてみると防音前よりも反響がとても大きくなっていることに気付きました。
ボードを貼る以前は、クロスである程度吸音されていましたが、ボードを貼ったことによって一切吸音されなくなっていたのです。試しに部屋でドラムを叩いてみたのですが、シンバルなどの高音が部屋の中で回ってしまい、リズムをキープすることすら難しいほどでした。
これではいくら防音とは言っても音楽を楽しむことはできないでしょう。
楽器を演奏するわけではないとしても、映画のサウンドをリアルに楽しむことはできないでしょう。

そこで、ある程度の吸音についても考える必要があります。


■わずかな音漏れはいったいどこから?

室内で音を鳴らしてみると、かなり漏れをカットできていましたが、完全に防音ができていたわけではありません。
ドラムで言えばバスドラムなどの低音を中心にわずかに音漏れをしてしまいます。昼間であればほとんど近所迷惑にはならないレベルですが、夜になるとやはり気になるでしょう。そこで、音漏れの原因を探ってみることにしました。

最初に考えたのは天井です。天井には石膏ボードの貼り付けを行っていませんでした。不可能ではありませんが、素人の施工ですので万が一落下してきた時のことを考えると、断念したのです。石膏ボードはかなりの重量があります。そのため、落下してきた場合、大きな事故に繋がってしまいます。また、天井そのものにもかなりの負荷がかかりますので、家そのものにダメージを与えてしまうかもしれません。

また、床にもなにも対策を行っていませんでした。さすがに床に石膏ボードを貼ることはできません。できても、上を歩くとすぐに割れてしまうでしょう。

そこで、天井と床の防音についても考える必要があったのです。


■換気ができない!

部屋のあらゆる隙間を石膏ボードで塞いでしまいましたので、換気がまったくできない状態になってしまいました。
ためしに部屋でタバコを吸ってみると、いつまでも煙が残ってしまいます。また、長時間部屋の中にいると、空気がよどんでいる感じがして、気分が悪くなってしまいました。もちろん、窓もない空間ですので、精神的な圧迫感も影響しているのかもしれませんが、いずれにしても換気については考える必要があるでしょう。

しかし、換気のためにはどこかに隙間を作る必要がありますので、防音効果がかなり犠牲になってしまうことになります。
結果として、この換気については良い解決方法を見つけることができずに、現在でも時々音出しを中断してドアを開けるといった方法で対策をとっています。

このように、石膏ボードの貼り付けが終わっても、さまざまな問題が出てきます。これらを解決できなければ防音ルームは完成しないのです。


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