色んな吸音材を試してみよう~その1

2017-08-29

床や天井の防音もなんとか完了し、外への音漏れはほとんど気にならなくなりました。ここで防音ルームは完成…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それほど広くない部屋の中で大きな音を出す場合、しっかりと吸音についても考えなればなりません。特に楽器の演奏などを楽しむ場合、吸音はとても重要なポイントとなります。
筆者の場合、ドラムやエレキギターの練習などに部屋を使用できるようにしたかったこともあり、吸音についてはかなりこだわりたいと考えていました。

そこで、ここでは私が実際に試したさまざまな吸音の方法と、その効果についてお話したいと思います。


■市販の吸音ボードの実力はいかに?

まず、最初に試したのは市販の吸音ボードです。すこし価格は高めですが、音楽スタジオなどでも使用されているものを思い切って購入しました。
かなり軽量なスポンジのようなウレタン製のものでしたので、貼り付け作業はとても簡単です。専用の両面テープを使用すればしっかりと固定することができました。

まずはこの吸音ボードを部屋全体に貼ってみました。やはり専用の吸音ボードだけあって、その効果はかなり高いものでした。
ドラムのシンバルなどのかなり反響の大きなものを鳴らしてもしっかりと吸音してくれます。

しかし、低音に関してはイマイチ吸音してくれませんでした。結果として、室内の音のバランスがかなり悪くなってしまったのです。

そこで、原因を調べてみました。すると材質によって吸音しやすい音域がまったく違っていることがわかりました。なので、さまざまな吸音材をためしてみることにしました。


■ロックウールの吸音効果

ウレタンと並んで吸音材として広く使われているものの一つがロックウールです。防音材などとしても使用される材質ですので、ホームセンターなどに行けば安価で購入できるでしょう。
もちろん、ロックウールを使用して専用の吸音ボードなども販売されていますが、かなり高価でしたので、筆者の場合は予算の都合から断念しました。

ロックウールはそのままの状態では直接肌で触れることはできません。肌が弱い方の場合、肌が負けて痛みやかゆみ、腫れなどの症状が出てしまうことがあります。そのため、目の細かい布などでカバーする必要があります。
専用の吸音ボードであれば、最初からカバーされているのですが、市販のロックウールはむき出しの状態です。
そこで、ロックウールと同時に大量の布を購入して、包むことにしました。この作業が案外大変で、布をカットし、ロックウールを包み、接着剤で口を閉じる…この作業をなんと2日にわたって繰り返すことになりました。

しかし、こうして一度完成すれば、貼り付け作業はそれほど難しくはありません。重量はウレタンと同様にかなり軽いことから、両面テープや接着剤などで簡単に貼り付けることができました。
ちなみに、筆者は100均で売られているスポンジタイプの両面テープを使用しましたが、これでも十分に固定可能でした。

では、このロックウールの吸音効果はどのようなものだったのでしょうか?その詳細については次回、お話したいと思います。結果として、吸音のむずかしさを思い知らされることになりました。


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