光熱費のかからない家づくり

2015-7-23

外断熱と内断熱の違い

光熱費を減らすには夏は涼しく、冬は暖かく過ごせることが理想です。そのためには家全体を高気密・高断熱の構造にしておくことが大切です。近年ではよい部材が開発されていますので、省エネ住宅を実現することが可能となりました。

最近は外断熱工法が注目を浴びています。従来の内断熱工法よりも気密性が高く、外気の影響を受けにくくすることができます。しかし、すべてにおいて外断熱が優れているかというと一概にそうとは言い切れません。

一般的に外断熱工法はコストが割高になります。さらに、北海道などの寒冷地には適していますが、比較的暖かい地域に外断熱を施すと、やりすぎということにもなり得ます。

また、熱を吸収しやすいコンクリート造りの家屋には外断熱が向いているが、木造家屋の場合は内断熱との差が出にくいなどともいわれています。

お住まいの地域の気候や予算、木造かコンクリート造りかによってどちらを選択するか考えてみることをおすすめします。

気密性の高い家は計画換気が必須です

断熱をしっかり施して、スキマのない家は、夏涼しく、冬は暖かく過ごせます。しかし気密性が高い分、家の中の空気を上手に換気することが必要となります。換気が不十分だと空気が悪くなり体に悪影響を及ぼします。

また、せっかくの高性能住宅でも、部屋の内側に湿気がこもってしまっては家を傷める原因になってしまいます。

現在では計画的な換気システムの導入が義務付けられていますので、新築の場合は換気システムを必ず導入することになります。これによってシックハウス症候群の原因となる化学物質も絶えず排出することができ、体にもよいといわれています。

換気システムには住宅内を一括して換気する「セントラル換気システム」と部屋ごとに換気する「個別換気システム」があります。

換気の方法についても、給気、排気とも換気扇で行う「第一種換気」、給気は換気扇で、排気は自然排気の「第二種換気」、給気は自然吸気で排気は換気扇で行う「第三種換気」の3種類があります。それぞれ特徴がありますので、自宅にあったものを採用することが大切です。

ただ、換気システムを作動しているとどうしても冬場寒さを感じることがあるようです。また、電気代を気にする方はスイッチを切っているという話もよく聞きます。 ずっと作動させていることが理想なのですが、実際はつけたり消したりしながら、ユーザー側で調整しているのが実情のようです。

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